100年先の未来に残す私たちの技術
有限会社伊賀タイル工業は今年で創業66年を迎えました。
先代であり、創業者である伊賀政高社長からこの会社を受け継ぎ、15年が過ぎました。
私が入社したのは昭和51年です。
地元の中学校を卒業し、1年間職業訓練校に通ったのちに入社しました。当時は左官職人がタイルを張っていたため、タイル工事業者はまだ数少なく、珍しい職業でした。
私はタイル張りのことを何も知らず、ただ興味があったから、職人さんってかっこいい!というイメージだけでこの職業を選びました。
見習いから始めて、たくさんの現場で経験を積み重ね、一級タイル張り技能士の資格を取得しました。しんどい思いやつらいもたくさんありました。ですが、完成した建物を見るとそんなことは忘れてしまうほどの達成感と大きな喜びで胸がいっぱいになりました。
私が入社した頃にタイル工事で携わっていた建物は現在もまだ残っています。車で近くを通るたびに当時のことを鮮明に思い出します。
現在、建設業界は深刻な人手不足に陥っています。高齢化が進み、職人さんは減少する一方です。若年層で建設業に従事する人は、以前に比べるととても少なくなりました。
特にタイル工事業は若年層に認知されておりません。その原因の一つとして、住宅にタイルを取り入れる家庭が少なくなっている現状があります。
このままでは近い将来、陶磁器質タイルを施工する職人さんがいなくなってしまうことになります。
私たちの技術を未来に受け継いでいくためには、このページを見てくれたみなさんの力が必要です。
この現状を打破し、タイル業界を盛り上げていきませんか?
美しいタイルを未来に「カタチ」として残す仕事を私たちと一緒にやってみませんか?
タイル業界の未来のために、まずは体験からいかがでしょうか?
ほんの少しの興味でかまいません。是非お待ちしております。